2026 年 10 月 1 日のたばこ値上げ銘柄一覧:アイコス・プルーム・グローの新価格まとめ
目次
はじめに:本記事の前提と免責
本記事は、財務省「令和 7 年度税制改正の大綱」(https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2025/07taikou_06.htm)・国税庁の解説(https://www.nta.go.jp/information/other/data/r08/tabacco/03.htm)と、2026 年に公表された各社の発表・報道(JT 公式リリース 2026 年 8 月 5 日 https://www.jti.co.jp/investors/library/press_releases/20260805_J01.html、BAT ジャパン公式リリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000051859.html、日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC066LR0W6A800C2000000/ および https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2749C0X20C26A7000000/、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20260818-4833983/)をもとに、2026 年 8 月 24 日時点の情報を整理した第三者による解説です。
製造たばこの小売定価は、たばこ事業法により品目ごとに財務大臣の認可が必要です。本記事に記載した価格のうち、JT と BAT ジャパンの分は財務大臣の認可を受けて確定したもの、フィリップ モリス ジャパンの分は認可申請中の予定価格であり、今後の認可の状況によって変わる可能性があります。最終的な価格は必ず各社の公式発表・店頭表示でご確認ください。また、本記事は喫煙や駆け込みでの購入を推奨するものではありません。20 歳未満の者の喫煙は「二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律」により禁止されています。
2026 年 10 月 1 日のたばこ値上げ銘柄一覧(2026 年 8 月時点の各社発表)
2026 年 8 月時点で、加熱式たばこを販売する 3 社(JT・フィリップ モリス ジャパン・BAT ジャパン)が、2026 年 10 月 1 日付の小売定価改定を発表または認可申請しています。以下、会社別に銘柄と価格を整理します。JT と BAT ジャパンは財務大臣の認可を受けて確定済み、フィリップ モリス ジャパンは認可申請中、という段階の違いがある点にご注意ください。
JT:プルーム用たばこスティック全 31 銘柄を各 40 円値上げ(2026 年 8 月 5 日認可済み)
JT は 2026 年 7 月 15 日、プルーム用たばこスティック全 31 銘柄を各 40 円値上げする小売定価改定の認可を財務大臣に申請し、2026 年 8 月 5 日に申請どおり認可を受けたと公式リリースで発表しました。これにより 2026 年 10 月 1 日から改定されます。主な銘柄の価格は次のとおりです。
- エボ:580 円 → 620 円(+40 円)
- メビウス:550 円 → 590 円(+40 円)
- キャメル:530 円 → 570 円(+40 円)
値上げ幅は全 31 銘柄一律で各 40 円です。銘柄ごとの改定後価格の全リストは、JT 公式リリース「加熱式たばこに係る課税方式の見直しに伴うたばこの小売定価改定の認可について」(2026 年 8 月 5 日・https://www.jti.co.jp/investors/library/press_releases/20260805_J01.html)の別紙でご確認いただけます。
フィリップ モリス ジャパン:IQOS 用 54 銘柄を値上げ(認可申請中)
フィリップ モリス ジャパンは、IQOS 用たばこスティック 54 銘柄について小売定価改定の認可申請を行ったと報じられています(日本経済新聞)。内訳は次のとおりです。
- テリア(29 銘柄):620 円 → 640 円(+20 円)
- センティア(21 銘柄):570 円 → 590 円(+20 円)
- ミックス(4 銘柄):560 円 → 590 円(+30 円)
こちらも認可申請中のため、記載の価格は認可を前提とした予定価格です。最終的な価格はフィリップ モリス ジャパンの公式発表をご確認ください。
BAT ジャパン:glo 専用スティックを値上げ(財務省の認可を受けて発表済み)
BAT ジャパンは 2026 年 8 月 18 日、財務省の価格認可を受けたうえで、glo 専用たばこスティックの 2026 年 10 月 1 日付価格改定を発表しました(BAT ジャパン公式リリース・マイナビニュース)。対象は次のとおりです。
- neo:530 円 → 570 円(+40 円)
- KENT:520 円 → 550 円(+30 円)
- LUCKY STRIKE:480 円 → 500 円(+20 円)
- virto(glo Hilo 用):580 円 → 600 円(+20 円)
「認可申請中」と「認可済み」の違い:一覧の読み方
製造たばこの小売定価は、たばこ事業法第 33 条により、品目ごとに財務大臣の認可を受ける必要があります。また同法第 36 条第 1 項により、小売販売業者は認可された小売定価によらなければ製造たばこを販売できません。つまり「値上げの発表・申請」と「価格の確定」は同じではなく、認可されて初めて店頭価格が確定します。
本記事の一覧では、2026 年 8 月時点の認可の段階が会社によって異なります。
- JT(プルーム用全 31 銘柄):2026 年 7 月 15 日に認可申請 → 2026 年 8 月 5 日に認可済み(10 月 1 日改定)
- BAT ジャパン(glo 専用スティック):財務省の認可を受けて 2026 年 8 月 18 日に発表済み
- フィリップ モリス ジャパン(IQOS 用 54 銘柄):認可申請中(本記事執筆時点で認可の発表は確認していません)
特に認可申請中のフィリップ モリス ジャパンの銘柄については、記載の価格はあくまで認可を前提とした予定価格です。最終的な価格は各社公式の発表をご確認ください。
なぜ 2026 年 10 月に値上げされるのか:加熱式たばこ税制の第 2 段階
今回の値上げの背景は、2026 年 10 月 1 日に施行される加熱式たばこ税制の第 2 段階です。財務省「令和 7 年度税制改正の大綱」により、加熱式たばこの課税標準(紙巻たばこへの換算方法)が見直され、新しい換算方式(たばこ葉を紙その他これに類する材料で巻いたもの(スティック型)を使用するタイプは 0.35 グラム、その他のタイプは 0.2 グラムをもって紙巻たばこ 1 本に換算)が 2026 年 10 月 1 日から 10 割適用されます。
第 1 段階(新換算方式の 5 割適用)は 2026 年 4 月 1 日に実施済みで、2026 年は 4 月と 10 月の 2 回、加熱式たばこの税負担が段階的に変わる年にあたります。各社の価格改定は、この税制変更に対応するものです。
換算方法の仕組みや 2 段階施行のスケジュールなど、制度の詳細は 2026 年 10 月の加熱式たばこ増税の解説 で詳しく解説しています。
紙巻たばこは今回の対象外:たばこ税率の引上げは 2027 年 4 月から 3 段階
2026 年 10 月 1 日の税制変更の対象は加熱式たばこで、紙巻たばこは対象外です。本記事執筆時点(2026 年 8 月 24 日)で、2026 年 10 月に紙巻たばこの銘柄を値上げするという発表は確認していません。
紙巻たばこについては、財務省「令和 7 年度税制改正の大綱」により、国のたばこ税率が 2027 年 4 月以降 3 段階で引き上げられる予定です。
- 本則税率:1,000 本につき 6,802 円
- 2027 年(令和 9 年)4 月 1 日:1,000 本につき 7,302 円
- 2028 年(令和 10 年)4 月 1 日:1,000 本につき 7,802 円
- 2029 年(令和 11 年)4 月 1 日:1,000 本につき 8,302 円
ただしこれは税額の話であり、紙巻銘柄の店頭価格がいつ・いくら改定されるかは、各社の認可申請と発表によって決まります。
現在の紙巻たばこ・加熱式たばこの価格水準や購入方法については 日本のたばこ価格と購入ガイド で整理しています。
訪日される方へ:2026 年 10 月以降の店頭価格に注意
2026 年 10 月 1 日以降に日本を訪れる方は、加熱式たばこ用スティックの店頭価格が本記事の一覧のとおり改定されている可能性があります。日本ではたばこの購入時に 20 歳以上であることの確認が求められ、パスポートが本人確認書類として使えます。正確な価格は、コンビニエンスストア・たばこ販売店の店頭表示でご確認ください。
IQOS・glo・Ploom のデバイスや銘柄の違い、日本国内で使用できる場所のルールについては IQOS・glo・Ploom の加熱式たばこガイド をご覧ください。
値上げを機に喫煙習慣を見直したい場合
値上げをきっかけに、喫煙習慣そのものを見直したいと考える方もいるかもしれません。日本では医療機関に禁煙外来が設けられている場合があり、各自治体が健康相談の窓口を設けている場合もあります。これらは選択肢の一つであり、適否や具体的な内容については医師・薬剤師などの専門家にご相談ください。本記事は特定の方法の効果を標榜するものではありません。
一方で、喫煙を続ける場合は、法令と自治体のルールを守ることが前提になります。改正健康増進法(2020 年 4 月 1 日全面施行)により多数の者が利用する施設の屋内は原則禁煙で、多くの自治体が路上喫煙に関する条例を定めています。喫煙する際は、指定された喫煙場所を利用してください。
モットスイタイで喫煙できる場所を探す
価格がどう変わっても、たばこを使用できる場所のルールは改正健康増進法と各自治体の条例に従います。喫煙できる場所を探したい場合は、モットスイタイのマップ から現在地周辺の喫煙所を一覧できます。税制の仕組みは 2026 年 10 月の加熱式たばこ増税の解説、日本のたばこ価格の全体像は 日本のたばこ価格と購入ガイド をご覧ください。
おわりに:最終的な価格は各社公式・店頭でご確認ください
本記事は、2026 年 8 月 24 日時点で公表されている各社の発表・報道と、財務省・国税庁の資料をもとに整理した第三者による解説です。フィリップ モリス ジャパンの価格は認可申請中の予定価格であり、認可の状況により変わる可能性があります。最終的な価格は各社公式の発表と店頭表示で、税制の詳細は財務省(https://www.mof.go.jp/)・国税庁(https://www.nta.go.jp/)の公式資料でご確認ください。
2026 年 10 月 1 日以降の正確な新価格を確認する 4 ステップ
認可申請中の予定価格と確定価格を混同しないために、加熱式たばこ用スティックの新価格を確認する手順。
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ステップ 1
銘柄がどの社の製品かを確認する
テリア・センティアは IQOS 用(フィリップ モリス ジャパン)、エボ・メビウス・キャメルなどのプルーム用スティックは JT、neo・KENT・LUCKY STRIKE・virto は glo 用(BAT ジャパン)です。
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ステップ 2
認可の状況を確認する
2026 年 8 月時点で、JT(8 月 5 日認可)と BAT ジャパン(8 月 18 日発表)は財務大臣の認可を受けて確定済み、フィリップ モリス ジャパンは小売定価改定の認可申請中です。認可申請中の価格は認可を前提とした予定価格です。
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ステップ 3
各社の公式発表で最終価格を確認する
製造たばこの小売定価はたばこ事業法により品目ごとに財務大臣の認可が必要で、認可されて初めて確定します。最終的な価格は各社公式の発表をご確認ください。
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ステップ 4
購入時は店頭表示を確認する
小売販売業者は認可された小売定価によらなければ製造たばこを販売できないため、店頭の価格表示が確定後の価格を確認する確実な手段になります。
よくある質問
Q.2026 年 10 月 1 日に値上げされるたばこの銘柄はどれですか?
A.2026 年 8 月時点の各社発表・報道によると、対象は加熱式たばこ用スティックです。JT はプルーム用全 31 銘柄を各 40 円値上げする改定について 2026 年 8 月 5 日に財務大臣の認可を受けており(エボ 580 円→620 円、メビウス 550 円→590 円、キャメル 530 円→570 円)、BAT ジャパンも財務省の認可を受けて glo 専用スティックの値上げを発表済みです(neo 530 円→570 円ほか)。フィリップ モリス ジャパンは IQOS 用 54 銘柄を認可申請中です(テリア 620 円→640 円、センティア 570 円→590 円、ミックス 560 円→590 円)。紙巻たばこは今回の税制変更の対象外です。
Q.アイコス(テリア・センティア)の値上げはいくらですか?
A.日本経済新聞の報道によると、フィリップ モリス ジャパンは IQOS 用たばこスティック 54 銘柄について小売定価改定の認可申請を行っています。内訳は、テリア 29 銘柄が 620 円→640 円(+20 円)、センティア 21 銘柄が 570 円→590 円(+20 円)、ミックス 4 銘柄が 560 円→590 円(+30 円)です。認可申請中の予定価格のため、最終的な価格はフィリップ モリス ジャパンの公式発表をご確認ください。
Q.プルーム(メビウス・キャメル・エボ)の値上げはいくらですか?
A.JT 公式リリース(2026 年 8 月 5 日)によると、JT はプルーム用たばこスティック全 31 銘柄を各 40 円値上げする小売定価改定について、2026 年 7 月 15 日の認可申請どおり財務大臣の認可を受けました。エボは 580 円→620 円、メビウスは 550 円→590 円、キャメルは 530 円→570 円で、2026 年 10 月 1 日から改定されます。銘柄ごとの全リストは JT の公式リリースをご確認ください。
Q.グロー(glo)の値上げはいくらですか?
A.BAT ジャパンは 2026 年 8 月 18 日、財務省の価格認可を受けて、glo 専用たばこスティックの 2026 年 10 月 1 日付値上げを発表しました。neo は 530 円→570 円(+40 円)、KENT は 520 円→550 円(+30 円)、LUCKY STRIKE は 480 円→500 円(+20 円)、glo Hilo 用 virto は 580 円→600 円(+20 円)です。
Q.紙巻たばこも 2026 年 10 月に値上げされますか?
A.2026 年 10 月 1 日の税制変更(加熱式たばこの新換算方式の 10 割適用)の対象は加熱式たばこで、紙巻たばこは対象外です。本記事執筆時点(2026 年 8 月 24 日)で、2026 年 10 月に紙巻銘柄を値上げするという発表は確認していません。紙巻たばこについては、国のたばこ税率が 2027 年 4 月・2028 年 4 月・2029 年 4 月の 3 段階で引き上げられる予定です(1,000 本につき 6,802 円→7,302 円→7,802 円→8,302 円)。
Q.なぜ 2026 年は 4 月と 10 月の 2 回値上げがあるのですか?
A.財務省「令和 7 年度税制改正の大綱」で、加熱式たばこの課税標準(紙巻たばこへの換算方法)の見直しが 2 段階で施行されると定められたためです。第 1 段階の 2026 年 4 月 1 日に新換算方式が 5 割適用され、第 2 段階の 2026 年 10 月 1 日に 10 割適用されます。これに合わせて各社が価格改定を行うため、2026 年は加熱式たばこを中心に 2 回の改定が生じる形になっています。
